【概要】
『古都西安ー中国古代文明の遺跡』朝華出版社編集・刊行。縦37cm、横27cm、厚さ3.7cm、重さ2.4g、270ページ、1993年。

【表紙裏の内容紹介から抜粋(本文ママ)】
 『古都西安』には精確かつ豊富な史料で、読者を、人類の誇りともいうべき古都西安に誘う。全書は六章からなっており、文字とともに、文物の三月写真などをも入れて西安を紹介している。黄帝の伝説の時代から説き始め、西安を舞台にした周王朝の興亡、秦帝国の全中国統一、漢代における古典文明の創造、強大な漢に続いて西安を世界でもっとも繁栄した都市とした唐、そして唐以後の西安は次第に全国の政治・文化の中心としての首都の地位を失っていくが、中国西北の重鎮として注目され現在に至っている。
 本書は教養書、学術書、そして読物の特長を兼ねそなえており、中国古代の歴史や文化を研究したいという人も、また古都西安に興味を抱く旅行者も、このなかに未知の不思議な世界、興味深いの世界を見いだすことだろう。

【出品者より】
 どこかの博物館で見かけて購入したものです。高かったのですが、一度さらっと目を通しただけなので、外側には汚れがありますが中はキレイです。中国の出版社の発行ですが、説明は全て日本語で、写真は全てカラーで頑丈な装丁は当時の出版社の仕事の丁寧さが感じられます。問題点は重く大きいので、持ち歩いて読むことは能です。

【目次】
 第一章 早期の人類の活動
 第二章 周王朝の興起   
 第三章 秦帝国
 第四章 漢代の古典文明
 第五章 強大な唐王朝
 第六章 西北の重鎮